エクセルのテンプレート

基礎編(初心者向け)


エクセルでは目的に合わせてあらかじめデザインレイアウトを施したテンプレートファイルを作成して、いつでも呼び出すことができます。

ここではテンプレートの作成方法・保存方法、そして作成したテンプレートの呼び出し方を解説していきます。

テンプレートの作成と保存

まず、あらかじめテンプレートとして保存しておきたいエクセルのワークシートを作成します。

テンプレートとしてふさわしいものは、高頻度で同じようなファイルを新しく作成しているようなものです。

例えば、注文表や請求書のように、書類の形式は変わらずとも中身のみ変わる場合、テンプレートから作成することで素早く作成することができます。

多くの方が行っている方法として、すでに作成されたファイルをコピーして利用することがあります。

しかしこれは不要なデータが残ってしまっていたり、他のお客様には見えてはいけないような情報が残ったまま保存してしまう可能性もあります。

つまり、既存ファイルの使い回しはあまり良くないので、テンプレートを活用してファイルは作成する方が良いです。

テンプレートの元となるファイルを作成したら、「ファイル」タブから、「名前をつけて保存」を選択して、ファイルの形式の種類を「Excelテンプレート(*tltx)」を選んで保存します。

保存する場所は任意で指定することできますが、デフォルトでは自動でドキュメントの中のOfficeカスタムテンプレートというフォルダに保存するようになっています。

このフォルダをテンプレートの保存場所として活用しましょう。

テンプレートファイルの開き方

そして保存されたテンプレートの開き方ですが、エクセルを立ち上げて「新規」を選択した後、「個人用」をクリックすると、すぐに保存したテンプレートを見つけることができますので、目的のテンプレートを選択してファイルを開くことができます。

あなたの業務の中で、ブランクのテンプレートから特定の書類を何度も何度も作成する時は、こうしたテンプレートを作成しておくと、次に作成しなければいけない時に素早く作成することができます。

テンプレートを活用すると、大幅な時間短縮につながるので是非必要と思ったらテンプレートを作成してみてください。

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