検索と置換

基礎編(初心者向け)


データの検索方法や置換方法、特定のデータを選択する方法について解説します。

エクセルでは、特定のデータを検索して探し出したり、目的のセルにジャンプ(移動)したりすることができます。

また、ある文字を他の文字に置換えたりする「置換」(読み方:おきかえ・ちかん)をすることができます。

もし、図形や画像、グラフなどがシート上にあるとき、それらをオブジェクトと言いますが、それらを選択したり、それら重なりの順序を並び替えたりすることができます。

データの検索

シート上のデータを検索

シートやブックの中から特定の文字や数字などのデータを検索するには、ホームタブの編集メニューから「検索と選択」をクリックして、「検索」をクリックします。

そうすると、「検索と置換」ウィンドウが表示されます。

この「検索と置換」ウィンドウは、「Ctrl+F」(CtrlキーをおしながらFキーを押す)で素早く表示する事ができます。

「検索する文字列」のボックスの中に探したい数字やテキストを入力して、「次へ」を押すと、シート上でそれを検索してアクティブセルが移動します。

その他にも同じ検索語句で見つかる場合は、「次へ」を押すとその次のデータにアクティブセルは移動します。

シート全体でどれくらいその検索語句が見つかるかは、「すべて検索」を押すと一覧にして表示してくれます。

表示された項目をクリックすると、該当のセルに移動します。

ブック全体のデータを検索

もし、複数のシートからなるブック全体で、検索語句を検索したいときは、「検索と置換」ウィンドウの中にある、「オプション」をクリックして、検索場所を「シート」から「ブック」に変更します。

そうして、同様に「次へ」を押して検索するか、「すべて検索」を押すと、ブック全体からその検索語句があるかを検索してくれます。

その他「検索と置換」ウィンドウでは、設定されている書式を指定して検索することもできます。

データの置換

特定の文字を別の文字に置き換えたいときは、「置換」機能を利用します。

置換を実行するためには、ホームタブの編集メニューから「検索と置換」をクリックして、「置換」をクリックします。

すると、検索したときと同様の「検索と置換」ウィンドウが表示され、置換タブが選択されている状態になります。

このウィンドウは、「Ctrl+H」で素早く開くことができます。

ここで、「検索する文字列」と、「置換後の文字列」をそれぞれ入力して、「置換」ボタンを押します。

すると、シート上に「検索する文字列」がある限り、「次へ」を押す度に置換されます。

一度にまとめて置換したい場合は、「すべて置換」ボタンを押します。

検索のときと同様に、ブック全体で置換したい場合は、「オプション」から「検索場所」を「ブック」にしておきます。

検索する前の注意点

検索する前に、1つのセルをクリックしている状態であれば、シート全体が検索対象になりますが、あらかじめ複数のセルを範囲選択しておくと、その選択している範囲のみに操作が適応されます。

また、事前に「オプション」で、検索場所を「ブック」にしていた場合は、ブック全体にその置換が適応されます。

よくあるミスに、検索する文字列と同じ言葉が、他のシートや対象範囲以外で使われている場合、変えるべきでないデータも変わってしまうので、置換の対象範囲をしっかりと意識しておきましょう。

ジャンプとデータの選択

エクセルには、ジャンプという、特定のセルを選択する機能があります。

ホームタブの編集メニューから「検索と置換」をクリックして、「ジャンプ」をクリックします。

すると、「ジャンプ」ウィンドウが開き、「参照先」にセル番地や「定義された名前」を入力すると、素早く該当のセルに移動することができます。

この「ジャンプ」ウィンドウは、「Ctrl+G」でも表示することができます。

「移動先」の欄には、あらかじめ名前が定義されているリストが表示されます。

目的のセルに、ジャンプして選択している状態になります。

その他にも、ジャンプして選択してできるものがあります。

「ジャンプ」ウィンドウの左下の「セル選択」をクリックすると、「選択オプション」ウィンドウが表示されます。

ここでは、選択できる内容が表示されているので、どれを選択したいか、ラジオボタンをクリックして選択し、OKボタンを押すと、ジャンプして選択します。

オブジェクトの選択

オブジェクトとは、図形や画像、グラフなど、シート上に浮いて見えるようなもののことを言います。

例えば、図形が複数挿入されている時、一つのオブジェクトを選択するには、オブジェクトの境界線をクリックすれば選択できます。

もし、複数のオブジェクトを同時に選択する場合は、「Ctrlキー」または「Shiftキー」を押しながら、各オブジェクトをクリックします。

しかし、オブジェクトがたくさんあったり、オブジェクト同士が重なってクリックして選択するのが難しい場合、オブジェクト選択モードにして範囲をドラッグすることで選択することができます。

ホームタブの編集メニューから「検索と置換」をクリックして、「オブジェクトの選択」をクリックします。

すると、セルが選択できなくなり、オブジェクトだけが選択できるモードに切り替わります。

この状態でオブジェクトすべて包み込むようにドラッグして選択すると、ドラッグした範囲に含まれるオブジェクトはすべて選択されます。

もちろん、「Ctrlキー」または「Shiftキー」を押しながら、各オブジェクトをクリックしながら選択することもできます。

このオブジェクト選択モードを通常のセル選択できるモードに戻したいときは、適当なセルをダブルクリックすると元の状態に戻ります。

オブジェクトの選択と表示

オブジェクトが重なっていると、オブジェクト同士の重なりを調整したり、一時的にオブジェクトが邪魔に感じるときがあります。

そんなときは、オブジェクトの表示順序を並び替えたり、一時的に特定のオブジェクトを非表示にすることができます。

ホームタブの編集メニューから「検索と置換」をクリックして、「オブジェクトの選択と表示」をクリックします。

すると、画面右側に「選択」エリアが表示されます。

既に挿入されている各オブジェクトについては、「オブジェクトの名前の変更」、「オブジェクトの表示切り替え」「並び替え」を行うことができます。

オブジェクトの選択

シートの上のオブジェクトを選択すると、右側のエリアでどのオブジェクトなのか同時に選択されますので、操作の対象をクリックして理解することができます。

オブジェクトの名前の変更

オブジェクトの名前をわかりやすく変更して管理することができます。

該当するオブジェクト名をダブルクリックすると、入力する事ができる状態になるので、そこで名前を付けます。

オブジェクトの表示切替

各オブジェクトについて、表示するか非表示にするか切り替える方法は、各オブジェクトの右側にある目のアイコンをクリックします。

すると、アイコンに斜線が入り、オブジェクトは非表示になります。

再度表示させたいときは、再びこの目のアイコンをクリックします。

また、「すべて表示」・「すべて非表示」のボタンで、すべてのオブジェクトの表示を切り替えることができます。

オブジェクトの並び替え

オブジェクトを作成したタイミングで、各オブジェクトには、重なりの順序が生まれます。

作成する順番によっては、この重なりの順序が、思ったとおりではない場合があるので、そういう場合は、順序を変更しましょう。

並び替える方法は、対象のオブジェクトをクリックして選択している状態で、右上の上下の矢印をクリックします。

そうすると順番が移動して、重なりを調整することができます。

Copyright© 無料で学ぶエクセルの使い方 機能と関数・ショートカットの使い方講座 |エクセルブートキャンプ , 2024 All Rights Reserved.