導入編(超初心者・入門者向け)
エクセルを構成する要素を、「セル」、「ワークシート」、「ブック」の3つに分けて説明していきます。
まず「セル」とはデータを入力するための1つ1つのマス目のことです。
この1つ1つのマス目に数値や文字、日付のデータや数式などを入力してデータを作成していきます。
1つのセルには1つのデータのように覚えておきましょう。
次に「ワークシート」ですが、ワークシートはエクセルで様々な作業を行うために利用するシートのことで、ワークシートは格子状に分割されたセルによって構成されています。
セルが横に並んでいる集まりを「行」といい、縦に並んでいる集まりを「列」と呼びます。
ワークシート上には入力できるセルの数が決められていますが、ほとんどの仕事ではこれを気にせず利用することができます。
最後にエクセルの「ブック」とは、一つまたは複数のワークシートから構成されるエクセルの「ファイル全体」のことを意味しています。
エクセルのブック=エクセルのファイルと言い換えることができます。
エクセルのファイルであることを識別するための拡張子は「.xlsx」で、エクセルのシートのアイコンで表現されています。
現在でもたまに目にしますが、昔のファイル形式では「.xls」と書かれている場合もあります。
表示されているエクセルファイルを開く時は、ファイルをダブルクリックするか、もしくは一度クリックして選択した状態で、Enterキーを押すとファイル(ブック)を開くことができます。
こうしたファイルの開き方は、Excelに限ったことではなく、ほとんどのアプリケーションも同じようにしてファイルを開いていきます。