エクセルワークブック(ファイル)の操作

基礎編(初心者向け)


ワークブックとは、エクセルファイルのもう一つの呼び方です。「エクセルのブック」や「エクセルファイル」と言った呼び方をします。

エクセル(アプリケーション)を起動したら、まず初めにホーム画面が表示されます。

起動した直後は、左側の「ホーム」メニューを選択している状態で、その他に「新規」や「開く」といったメニューがあります。

「ホーム」メニューでは、新規のブックを作成するためのテンプレートや、最近使ったアイテム、ピン留めされているファイル、自分と共有しているファイルが一覧で表示されています。

ここに表示されているファイル名クリックすることで、ファイルを素早く開くことも可能です。

 

「新規」メニューでは、目的に応じたテンプレートがすでに数多く用意されており、デザイン性の優れたワークシートを素早く作成することができます。

好みのテンプレートをクリックして選択し、作成を押すとそのブックを作成することができます。

しかし、エクセルで用意されているテンプレートを実際にお仕事で使用するかと言うと、そうではないので、テンプレートの章で自分のオリジナルテンプレートの作り方など活用方法を詳しく説明しています。

「開く」メニューでは、過去に開いたことがあるファイルを一覧で表示してくれています。

最近使ったファイルをもう一度保存されているフォルダまで探しに行くのではなく、こうした一覧から選択できれば素早く開くこともできますし、よく使うものはピン留めをすることで常に一番開きやすい上部の位置に固定表示してくれます。

 

既に何かブックを開いている状態で、「ファイル」タブをクリックすると、再びエクセルのホーム画面に移動します。

先程との違いは、新たに「情報」や「上書き保存」「名前をつけて保存」「印刷」「共有」「エクスポート」「発行」「閉じる」といったサブメニューが表示されていることが分かります。

情報 「ファイル名」「ファイルが保存されているパス」などその他ブックに関する情報が表示されています。今開いているファイルが保存されている場所を場所を、フォルダウィンドウで開くこともできます。
ブックの保護 「常に読み取り専用で開く」「パスワードを使用して暗号化」などを実行したり、シートやブックの構成を保護して、他の人がこのファイルを変更することを防ぐことができます。
上書き保存 これをクリックすると現在のブック上での変更が適用された状態で保存されます。
名前をつけて保存 新たにファイルに名前をつけて保存することができます。保存するエクセルファイルのファイル形式(拡張子)や、「その他のオプション」から直接保存する場所を指定することができます。
印刷 印刷プレビューが表示され接続しているプリンターや印刷設定などを変更することができます。
共有 ファイルをOneDriveに保存して他のユーザーと共有することができます。
エクスポート PDF/XPSドキュメントの作成を行うことができます。PDFファイルとして保存したい場合はこうした機能を使うことで簡単にできます。

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